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詩~恐怖~

Category : 

~恐怖~


いつまでも
いつまでも
この時間が続けばいいのにと願っても
あっけなく朝はやってくる

朝の冷えた部屋の中
暖かい布団から出る時間が
私を安堵から恐怖へと導いていく

いつまでも
いつまでも
目を閉じていられればいいのにと祈っても
あっけなく朝はやってくる

眠たい頭を抱えたまま
朝ごはんを作る時間が
私の恐怖を日常に溶かしていく

溶けきった恐怖
溶けたと思っていた恐怖

家を出る時には
再び固まって大きな恐怖になる

もう時間はない
恐怖を心に抱きしめたまま
私はまた歩き出す


by野ウサギ。


紙一重のところで踏ん張ってる。
家を出る時に感じる。
恐怖不安にいつも襲われる。
どうしてそういう気持ちになるんだろう。
自分でもコントロールできない心が
重たくて仕方がない。

誰かに話す事でその場では楽になるけど、
すぐにまた元通りになるんだな。


テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~ひとり~

Category : 


~ひとり~

夕方の道
オレンジ色に染まる足元

汚れた運動靴が
地面にぶつかる音しか聞こえない

薄暗い町の通学路

後ろの方で笑い声
私を追い越していくランドセル

少し顔をあげて前を見る
黒黒赤
3つのランドセルが並んで遠ざかっていく

私一人の通学路


by野ウサギ。



テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児


~自分について~

朝が始まり
しゃべれなかったり
笑えなかったり
動けなかったり

指差されて
クスクス笑われて
自分の席に
小さくなって

給食の牛乳を
飲み干すのに必死になったり
どうしてもパンが食べられず
こっそりとカバンの中に隠したり

教室にある時計の
針を追いかけて
一日の授業が終わるのを待つ

そんな日を繰り返してたら
それが当たり前になって
そういうものだと言い聞かせて
気にしないようにしてた

夜になって
静かな部屋で寝転がって
天井を見ていたら
自分はどうして存在しているんだろうと
とんでもなく大きな疑問に突き当たる

あの子みたいに笑えないのはどうしてだろう
あの子みたいに話せないのはどうしてだろう

自分だけがみんなと違う
違い過ぎて怖くなる

悲しくなって泣きたくなっても
涙は出ない

自分はそういう存在の仕方しか
できないのだと

すべて
すべて

自分のすべてを諦めてた
泣くことすら諦めてた

ある時
自分のすべてを否定された

初めて泣いた
声を殺してたくさん泣いた

私が心の底から泣いた事
誰一人として知らない事


by野ウサギ。



緘黙を克服した今でも
やっぱり大声出して泣きたい時が時々ある。

だけど子供じゃないし、
もうそんな事できない。

泣くときは我慢してしまう。
出来るだけ小さく泣き声は殺して。

何も考えずに泣きたい時に
泣きたいだけ泣ければいいのだけどそうもいかない。

難しいです。

テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~緘黙~

Category : 

~緘黙~

カチカチ
カチカチ

時計の針に追いかけられる

毎日
毎日

声も出せない無表情

友達
友達

目も合わせられない

カチカチ
カチカチ

時計の針を追いかける

うつむいて
一日が終わるのを待っている


by 野ウサギ。


今日は緘黙の頃の気持ちを書きました。

あっという間だけど
あっという間ではない一日。

緘黙にとっての毎日は、
永遠に続く、逃げるところなどない、
怖い日々の連続でした。




テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~気持ち~

Category : 

~気持ち~

詩を書こうとしたけれど、
いつものように書けない。

明日の事が気になって
気持ちが沈む。

正直な気持ちを
誰に向ければいいのか
分からないし、
そもそもそばに誰もいない。

心の中でつぶやいて
あの人に伝えても迷惑だろう。

苦しむこの心を捨てたい。
悲しむだけの心を抱きたい。

冷たい体を引きずって
あの人と誰も知らない町へ行きたい。


by野ウサギ。



寒くなってきました。

夜が過ぎていくのが早くて
心を整理できないままに朝がやってきて、
一日の時間がせわしく過ぎて
また整理できないまま夜が来て気が付けば朝。

そんな繰り返しばかりで
どんな感情を残して生きていけばいいのだろう。

私が落っことした小さな感情は
きっと、ピューと吹いた風に吹き飛ばされて
どこかへ飛んで行ってしまうんだろうな。

毎日過ぎていくのが寂しく感じるのはどうしようもないです。

過ぎ去りし日、消えてしまう人、忘れる風景、
確かに居たはずのあの人…。



テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児


~好きな人へ~

私の好きな人
私の尊敬する人

あなたの左手に
いつもあった黒い腕時計が
いつの間にかなくなっていた

「どうして腕時計をつけないの?」

しばらくしたら
また同じように
あなたの左手には
黒い腕時計があった

心の中で「ありがとう」と言ったあの日
確かにこの世に存在した
あなたと私の歴史になっている

誰にも気づかれないような
小さい歴史になっている

by野ウサギ。


今日は続けて二つ詩をUPしました。


好きって感情は
一体なんなのでしょうか。

好きになって同じ時間を生きたい
って思うことは一体なんなんだろう。

それは生きていなければできないことなのでしょうか。
生きていなければできないことなのでしょうか。。。


テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~毎日~

Category : 

~毎日~

明るくなって
学校へ向かう

暗くなって
家へ帰る

布団の中で
誰にも見られず
一人だけの世界

動き出せば
必ず
止まる時が来る

家を出る一歩が
怖いと感じても
必ず
家に入る一歩が
やってくる

それはたぶん
あっという間の出来事

一日という
あっという間の出来事

家を出たり入ったりする
同じこと繰り返して
毎日が過ぎていく

by野ウサギ。


休日に家族とどこかへ出かけると
その晩は、お布団に入って必ず思うことがありました。

両親に、楽しい時間をありがとうと感謝し、
楽しかったことを思い出すのです。

ああ、なんて楽しかったんだろう、
そんなに楽しい気持ちにさせてくれて
本当にありがとう。嬉しいよ。

そういう気持ちになって、
そういう時間が過ぎてしまったことを
切なく思って眠りについていました。

月曜日、いつもと同じ一週間が続く、
そんな憂鬱も抱え込んで眠りました。




テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~秋~

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~秋~


虫の声
冷たい風

コスモス畑
迷い道

遠い満月
小さな星

濃い暗闇
長い夜

甘い香り漂う
好きな香り

あなたの好きな
キンモクセイ


by野ウサギ。



テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~時~

Category : 


~時~

学校の校舎の中で
自分を抑え込んで
過ごした数年間が
今生きる支えに
なっているかというと
そうでもなく

ただただ耐えて
時計の音を数えて
過ごしたその時間が
思い出として残っている
だけのような気がする

あれだけ頑張れたんだから
今の辛い状況なんて
比べものにならないくらい
小さなもんだよ

思い出のかけらを
頼ろうとしたら
昔の自分にそう言われたけど


何度もそう言われるけど…


だけど
昔の自分は今の自分じゃない
今の自分は昔の自分と同じじゃない

良いとか悪いとかじゃなく
もうあの時の自分の苦しみを
現在の自分に同期できない

同じ線では繋げられない
それでも弱い自分に変わりはない

同じ自分なのに
変わるはずもないのに

どうしてこうなってしまうんだろう

小学校の時に
親にねだって買ってもらった
小さな置時計は

確か大人になるまで使ってて
いつか落として壊してしまった

たった今まで
そんな事 忘れていた


by野ウサギ。



朝になるのが
本当に憂鬱です。

だけど朝はちゃんと起きて
朝ごはんを作らなければならないのです。
心と体が離れてしまっているのです。
朝だけが、そんな感じです。


「ギルド」BUMP OF CHICKEN

”人間という仕事を 与えられてどれくらいだ”

素晴らしい歌詞で、
曲ももちろん素晴らしいので
ぜひ聴いてみてください。


テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

詩~ある朝~

Category : 

~ある朝~

あなたの夢を
見たような
見なかったような
あいまいな記憶

朝の部屋の
薄暗い空間で

ぼんやりと
あなたの事を
思ったりする

そんな朝もある


by野ウサギ。


テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。

プロフィール

野ウサギ。

Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。





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ほんとうは暖かい光が好き~ 
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(弥生桜さん)

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