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足の怪我2

Category : 小学校

続き・・・・・・・・・・・・・


病院でレントゲンを撮ったあと、父親と一緒に医者から話を聞いた。

よく分からないレントゲン写真を見せられて、
この部分にひびが入ってますとペン先で示す医者。

その病院は外科以外にも診療科目があって、
私を診てくれた医者は
「私は専門じゃないので、応急処置をしておきます。また明日来てください。」と言った。

医者は、針金が中にはいったスポンジみたいな
ごっつい大きな物体を持ってきて、私の足の形にあわせた。
それから看護婦さんに固定の仕方を教えるとどこかへ消えていった。

看護婦さんに先ほどのごっつい物体と私の足を一体にされて
包帯でぐるぐる巻きにされた。

すごい状況だ。悲惨な足となってしまった。見た目がシンプルじゃない。
こんな格好をして歩いたら必ず人の視線が私の足に集中するに違いない。

出来上がった包帯グルグルの足を
満足そうに眺める看護婦さんを見ながらそう思っていた。

この格好で学校へ行くと注目の的になってしまう。

どうしよう・・・。すごく怖かった。一人で悩んだ。

その日、私は松葉杖を貸してもらえなかった記憶がある。

・・・うん、たぶん貸してもらってない。

ずっと片足ケンケンの状態だったような記憶がある。

担当の医者がいなかったからかどうか分からないけど、
それはそれで注目の的になる材料が増えてしまったような気がして
たまらなく不安だったと覚えている。

明日の学校、どうしよう・・・って思ってた。

その日から包帯グルグルの私の記憶は
また途切れ途切れとなっている。

ブチブチと切れた記憶を何とかつなぎ合わせてみる。



次の日、私はその格好で学校へ行っている。

母親の自転車による送り迎えが始まったのだ。

包帯グルグルで大きくなってしまった足を抱えて学校へ行った。

嫌だった。
でも嫌だからといって学校を休みたいと母親には言えなかった。
自分でも、休んでしまったら今度はいつから通うの?って思ってた。

治るまで家に居るって言うの?
そんなことしたら、2度と学校へは行けなくなっちゃうよ?
1度でも休んだら、次の日の皆の視線が怖いでしょう?
情けない格好になってしまっても、頑張って行った方がいいよ!

という結論に達していた。

初日、松葉杖もない状態で私は教室の階段を母親と上った。
片足ケンケンで手すりに掴まりながらだったと思う。

母親は教室まで来て、私が席に座るのを見届けると帰っていく。

今までとは違う私の変化にクラスメートも多少驚いたようだった。

仲良くしてくれる友達は「どうしたの?」と心配してくれた。

はっきりと覚えていないけど、
教室移動の時とかも手伝ってくれたような気がする。

それより、私は教室まで送ってくれる母親の存在が
一日中心の中に残っていて辛かった。

一緒に連れて帰って欲しい、
足が治るまで毎日そう願うようになっていた。

・・・・・・続く。
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テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

コメント

連載、面白いです

続きものも、いいですねえ。
次がどうなるのか、楽しみですよ。(^-^)

(いや…野ウサギ。さんの不幸が楽しみだとか、
そういう意味ではありません ^_^;)

富氏さんへ

こんばんわ♪
うふふ・・・そうですか~(笑)。
そう言っていただけると何だか嬉しいよ☆

風邪で学校を休むだけでも次の登校はドキドキしてたからなぁ。緘黙児はできるだけ大人しくして人と関わらず、そして人目に触れずに過ごしたいだけなんだよね。。。

勉強は学校じゃなくてもできます

野ウサギちゃん。私は、4年前に小児科病棟の保育士でした。
なぜか、看護婦長さん以上にクレーム処理してたんだよね。
今ならインフォームドコンセント(情報提供の上での同意)やアカウンタビリティ(説明責任)、セカンドオピニオンなどは医療関係者に不可欠だけど、
当時のずさんな処置が伺える気がします。


この頃は安全と信じていた学校さえも危険区域のような気がするし、教える人も先生、教える場所も学校という固定観念は抜きにした方がいいような気がしてきました。
悪いけど、それくらい信用してないんだな~

ゆきんこさんへ

なるほどねぇ~!
当時の私はそういうものだと思ってたよ(笑)。
でも、今もし自分の子供が同じようにされたら絶対タダじゃ済まさないけどね(笑)!
でも医師や看護士さんには直接言いにくい事ってあるんだよね。。。
保育士さんに訴える気持ち分かるわ。
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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。

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野ウサギ。

Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。





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