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ドラえもん

Category : 小学校

小学4年生の頃。


私は本が大好きだった。
だってしゃべる必要が無い相手だし。


本の世界は私の頭の中にしかないし、
誰とも関わらずに過ごす事が出来る空間なんだから。


だから毎日のように図書室へ行っていた。


特に読みたいと思っている訳ではないが、
次から次へと本を借りては教室で読んでいた。


緘黙児の私は放課が憂鬱な時間だった。


授業が終わり、皆が急いで校庭へ出て行くのを
背中で見ながら、私は1人で教室に残り本を開く。


なかなか外に出て遊ぶ事も出来なかったなぁ。


っていうか、友達が居ないから校庭へ出てもやる事がない。


1人でぽっつりしてるならまだ教室に居た方がまし。


なので私の放課は本無しではいられなかったって訳。


図書室で借りる本は退屈なのもあれば
続きが読みたくて何冊も続く本をじっくりと読んだ本もある。


そんな頃、たまたま私の席の隣の男の子が
ドラえもん大好きで、学校にコミックを持ってきて
放課になると読んでいた。


私はその子が読んでいるコミックを覗いたりしていると


「読む?」


と言って一冊貸してくれた。


すごく嬉しかった。


その日から私はその子と一緒に放課になると
コミックを読むようになった。


その子は毎日何冊かコミックを持ってきてくれたので
私は何巻も読む事が出来た。


そのうち、自分でも欲しくなり
買ったコミックを持って行っては教室で読んだりしていた。


その子が持っていない巻を私が持っていれば
貸してあげたりしていた。


その時も、私はしゃべる事はなかった。


私は全て無言でやり取りしてたんだと思う。
私の意思表示は首を横に振ったり縦に振ったりするだけ(苦笑)。


それでもその男の子はそんな私に付き合ってくれていた訳。


とても有難い存在だったなぁ。


だからと言って、簡単に心を開ける訳ではない。


緘黙児にだって優しくしてくれる友達は居る。


でも、そんな存在は有難いとは思っても、
自分からしゃべりかけようとは思わなかった。


もっと仲良くなりたい気持ちはあるんだけど、
もししゃべり始めたら相手はどう思うんだろうって
不安が邪魔してダメなの。


とにかく人と関わることに不安を抱えていた。
普通じゃない不安をね。。。


子供の頃は、何で学校ではしゃべらないんだろうって
自分で思っていたけど、自分のやっていることに
自分でも理解できなかった。


ただただ、学校ではしゃべりたくないって思ってた。


下校時間が来るのをひたすら待っていただけだった。
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テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

コメント

リンクありがとうございます

野ウサギ。さん、リンクありがとうございます。m(_ _)m私のブログからもリンクを張りました。これで相互リンクの成立です。

コミックを貸してくれた子、優しい男の子ですね。私も同じような経験をしたことがあります。今でも感謝しているのですが、当時は「ありがとう」の一言を言うことさえ満足にできませんでした。緘黙が改善した今、いつかまたいい機会に会って、あのときには言えなかった感謝の気持ちを伝えることができたら、と思っています。(そのためには、頑張って今の状況を変えなければ!)

首を横に振ったり(No)縦に振ったり(Yes)で意思表示、よく分かります。でも、もしかすると、もう一つバージョンがありませんでしたか?私の場合、ありました。首を斜め45度ぐらいに横に傾けるのです。?です。(笑)

富氏さんへ

富氏さん、こんにちは。
コメントありがとう♪それからリンクの件もありがとう♪

やさしい子は必ずいるのね。
そういう子がいてくれたから何とか頑張れてたのかもしれない。
学校ではとにかく無言無表情の私(笑)。
今思うと笑えるほど頑なだった。

う~、首かしげたりしてたのかなあ(笑)。
たぶんしてたよね。だってそうしないと相手に気持ちが伝わらないんだもん。
友達を呼ぶ時もこそっと近づいて肩をぽんぽんと叩く。
そんなことしてたわ(笑)。

どうもまだ後遺症は残っていて、小学校中学校の友達とは正直言って
会いたくありません(涙)。まだまだダメだなあ。。。

こんばんわ

野ウサギさんのお話を遡って拝見してます。
小学校時代、イジメを受けていた私を、松尾くんという男の子が庇ってくれたことを思い出しました。彼とは中学も同じで、何かあると助けてくれ、反応しない私に話しかけてくれたものでした。とても嬉しかったし心強かったし感謝してました。同時に、みんなから変な子、バイ菌呼ばわりされてる私にどうして優しくしてくれるのかなぁ、と不思議に思ってました。さらに、ありがとうの一言が言えない自分のことも不思議だったし嫌でした。子供時代の中でも数少ない嬉しかった記憶の一つです。

はるうさぎさんへ

コメントありがとうございます!
この日記を書いたのも2年も前なんですね。
自分で読んでて恥ずかしい感じします。

この男の子の事は今でもよく覚えています。
しゃべりもしない私にとても優しかったです。

はるうさぎさんにもやさしくしてくれるお友達がいらしたんですね。
嬉しいですよね。みんなに変な子と思われている子になんて、
なかなか優しくできないですもの。
確かに、そういう子がいたから頑張れていたのかもしれないです。
あの子がいるから…って思って通う日もあったんでしょうね。
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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。

プロフィール

野ウサギ。

Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。





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