元緘黙児(場面緘黙症)の思い出日記。緘黙児(かんもくじ)とは学校などで喋れない子の事です。






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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。



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やっぱり緘黙児なんだ・・・
短大時代の思い出話は山を越えました(笑)。


あとは卒業を待つばかり・・・という時期、
やっぱり私って緘黙児だなあ〜と思えるような出来事が
起こりました。






小学校での実習も終え、
あとは残った講義を受け、試験を受け、
卒業を迎えるだけになった。


それでも最後の最後まで調理実習があった。


そして、その調理実習も残すところ
あと数回・・・という頃。。。。。。。。


        *


調理実習が終わると、
当たり前だけど、後片付けをしなければならない。


片付けといっても、
自分が気がついたところを
チェックしていくだけ。


もう約2年も同じグループでやっていれば、
片付けも大体誰が何をやるか決まっているんだけど、
いつもやるところだけじゃ、ダメかなあ、
とも思っていた。


もうすぐ終わりだし、ちょっと頑張ろう〜!
なんて気を起こすからいけなかった。


        *


ある日、
私は思い切って(!)ガスの元栓を閉めることにした。


そのガスの元栓は、
調理台の下にあるオーブンの一番下の
フタを開け、手を奥に入れなければ
届かないところにあった。


だから、しゃがみこんで
フタを開け、奥まで手を伸ばした。


普段私がやらない事をやってるので、
グループの人はちょっと変な目で見ていたけど、


「別にいいや、もうすぐお別れだし」
と思っていた。


ところが・・・・・・・・


そのガスの元栓が結構固かった。
力を入れて思いっきり手を回した。


キュと閉まったと同時に、
私の手は元栓から離れ、勢い余ってオーブンの下、
元栓を閉める為に開けたフタにぶつかった。


        *


私は思わず、「痛い!」と思った。


でも声には出さなかった・・・出せなかった。。。


周りを見ると、誰も私の事に気付いてない。


私は打った手を押さえ、立ち上がり、
何も無かったように席に座った。


調理台の場所で立ち、
先生のチェックを待つ。


その時、すでに私の手からは血が出ていた。


手を打った弾みに皮膚が切れたのだ。


私は必死になってハンカチで血が出ないように
押さえていた。


先生のチェックが済み、席に座る。


その席に移動するときに、
私の異変に気がついたグループの中の一人。


何も言わず、
ハンカチで押さえている私の手を見ていた。


それだけ。


そして、席に着くと、
もう周りは仲良しグループなんだけど、
そのグループの子にすら私は何も言えなかった。


結構長い間血が出ていた。


ドクドク・・・。いつまで出てくるんだろう・・・。


このまま血が止まらないで死にはしないだろうか、
と思いながらハンカチで押さえたまま座っていた。


その後しばらくして血は止まったと思う。


結局、仲良しの子達にも何も言えずに
済んでしまった出来事だった。


       *


・・・私はタイトルの事を思った。


一瞬に言葉を飲み込んでしまう時がある。


言おうと思っても言えないときが、
一瞬だけに訪れたりする。


それは、もちろん今でも
発作のように起こる。


        *


右手の人差し指付け根の関節部分。
キズは残っている。。。







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テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児


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