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金八先生

Category : 現在

さっき再放送されていた「金八先生」を
子供と観ていて思い出しました。

確か、「金八先生」にも緘黙っぽい子が
存在してましたよね。

彼は学校でも家でも喋らなかったのかな・・・?

はっきりと覚えてませんが、
彼は学校でははにかむ程度でおしゃべりしませんでした。

その子を演じていたのは、”ひかる一平さん”。

当時のアイドルだった人です。

ドラマの中で、緘黙という言葉は
出てこなかったと思います。

彼が緘黙児なのかどうかは分かりませんが・・・。

当時、私は、「私と同じだ・・・」と思いながら
見ていた記憶があります。。。

彼は少し、ほんの少しだけ笑う事が出来たので
羨ましかった覚えもあります。

確か、彼は卒業する頃には、緘黙のような
症状がかなり治ってきていたような気がしますが、
覚えている方いらっしゃる?

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テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

小学校の時にも味わった同じ苦痛・・・。


卒業アルバムに載せる個人写真。

その写真は誰もが笑顔だよね。

写真屋さんが来て、
一人一人順番に写真を撮っていく。

自分の順番が来るまで、皆の様子を観察していた。

その時ばかりは卒業ムードだ。

皆の笑顔はキラキラしている。

希望に満ちた笑顔・・・。

一生残る卒業アルバム。

笑顔だらけの中に、
無表情の自分が存在するのはとてもイヤだ。

全く・・・・・。

緘黙児の全てを写し出してしまう卒業アルバム。

でも写真に写らないわけにはいかない。
いつでもちゃんと存在している緘黙児なんだから。

誰か笑わない子は居ないのだろうか・・・。
1人くらい笑顔じゃない子がいても
おかしくないんじゃない?

私は自分に言い聞かせながら順番を待つ。

私より後を待つ
クラスメートの視線も気になる。

私が笑うかどうか見ているに決まってる。

いろいろ考えながら、ついに自分の番が来た。

私は用意されたパイプイスに腰掛け、カメラを見る。

写真屋さん:
「はい~笑って~♪」

笑顔にならない私。

写真屋さん:
「はい、笑ってね~♪」

そんな声は必要ない。

何度言われても私は笑わないよ。
いえ、笑えないんですよ。。。

心の中でそういいながら
ひたすら無表情でカメラを見続けた。

何度言われても笑わない。

写真屋さんは、
しびれを切らし、シャッターを切った。

無表情の私はフィルムに納まった。

後を待つクラスメートも
多少はガッカリしたのだろうか?

最後の写真くらい
笑顔を見せると思ってたかもしれない。

私も、この写真撮影を機会にせめて笑えるように
ならないかな、と思ってもいたが、やっぱりダメだった。

今でも持っている小学校・中学校の卒業アルバムには
無表情の私が居る。

本当はそんなもの持っていたくはない。

捨ててしまってもきっと後悔はしないかもしれないけど、
どうしても捨てられずに、今でも私にくっついてきている。

緘黙の過去と一緒にくっついてきている。

テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

受検3

Category : 中学校

私はバスを降りる時に、持っている交通費を
半分以上使ってしまった。

現実に私の手元に現金は無い。

どうする・・・。
どうする・・・。

悩んだ結果、出した答え。

それは・・・

「誰かにお金を借りる!」だ。

でもそれは緘黙児にとっては
死ぬほど嫌な事だ。

でもそうしなければ私は家に帰れない。

そう思いながら、バスを降りてゾロゾロ歩いている
同級生の背中を眺めた。

誰にしよう。
誰に頼もう。
誰が一番いいのだろう・・・。

私は、同じ高校へ向かっている数人が
普段どんな人なのか、思い出していた。

この人だと、嫌がられるだろう。
この人は貸してくれないだろう。

・・・この人・・・どうだろう。
この人だ!

この人しか居ない!

私が選んだ人。

それは別に友達でもなんでもない、
ただ、同じ学年で顔と名前は知っている程度の
女の子だった。

ただ、どうして私が彼女を選んだかというと、
彼女が少し私に似ていたからだ。

彼女は、別に緘黙児でもないのだが、
学校では口数が少なく、あまり活発でもない。
明るい訳でもないし、ちょっと変わった子だった。

私は今までその子に話しかけたことなんて
無かったから、彼女に無視されたらもう誰にも頼めない!
と思いながら、勇気を振り絞って後ろから声を掛けた。

野ウサギ。:
「ねえ、お金ある?帰りの交通費が足りないんだ。。。」

彼女は一瞬、?顔をした。

私は即座に危機感を感じて

野ウサギ。:
「あるだけでいいんだけど。
 無かったら他の人に聞いてみるから・・・。」

なんて心にも無い事を言っていた。

私は彼女に賭けていた。
彼女にダメを言われたらお仕舞いだ・・・と思っていた。

すると彼女は

「あるよ。」
と言って500円貸してくれた。

私は彼女の手にある500円を見て、
心の底からホッとした。

これで帰れる・・・。

一瞬にしてドキドキ感はおさまり、
ただただ彼女に感謝するばかりだった。



私にとってこの地獄のような短い時間は
あっという間に過ぎた。

願書をどうやって提出したのか、
高校の何処を歩いたのか、
事務局でどんなやりとりをしたのか、
帰りはどうやって帰って来たのか、
記憶が全く無い。

とにかく、高校前のバス停付近で
私の感じた今にも消えてしまいたいような
絶体絶命のドキドキ感しか覚えていない。

ただ、彼女に500円を返した時の事をはっきり覚えている。



私はそれ以後、彼女となかなか学校で出会えなかった。

早くお金を返したいのに、返せない。
どうしよう・・・。

本当は手渡しで、「ありがとう」の言葉と
一緒にお金を返したかったけど、
早く返したい気持ちが強かったから、
500円を紙にくるんで手紙を添えて彼女の下駄箱の中に入れた。

それからずっと、
彼女は私に何も言うことはなかった。

テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

受検2

Category : 中学校

さて、いよいよ願書を出す日が来た。

緘黙児だから、誰が何処の高校を受けるかなんて、
誰とも話さないから、分からない。

願書は、同じ高校を受ける生徒達で集まって
一緒に出しに行く。

私立のうち1校も同じだった。

その1校は女子校の方で、
私も含めて志願者は3人しかいなくて、
私は密かに、第一志望の高校が滑ったら、
こちらに進学しようと思っていた。

もう1校の学校は出しに行った覚えがない。

志願者が多過ぎたのだろうか。。。

分からない。



私は前日に、両親から交通費をもらっていた。

私の両親も普段あまりバスに乗らないから、
大体どのくらいの運賃なのか見当が付かなかったらしく、
これだけ持っていけばいいだろう・・・と、
もらったのが500円だ。

私はこれで大丈夫と、
そのお金を大事に生徒手帳のカバーに入れ込んだ。

そして、当日。

私はドキドキしていた。

誰かいるのだろうか?
いれば何人なんだろう?
どんな子かな?
嫌いなタイプだとイヤだな・・・。

いろんな想像をしていた。

そして・・・・・

まさか私の選んだ学校を受ける生徒がこんなにいるなんて!

はっきりと数は覚えていないけど、
6~7人はいたと思う。

想像していたよりも多い人数だった。

私は、絶望に近い重たい気持ちで
願書を提出する事となった。




中学校から最寄のバス停留所に行き、
別の停留所で、1つバスを乗り換える。

そのバスに乗れば、あとは揺られるだけ。

乗り物は好きだ。

バスや電車、車にはいつまでも乗っていたい。

1人で座るバスは快適。

高校生になれば、1人でバスに乗って
学校に通えるんだ。

でも、志願者のことを考えると足取りも重い。

かなりの時間バスに揺られ、
目的地の高校に無事着いた。



ところが・・・



私は、高校前のバス停を下りた時点で
固まっていた。



(これじゃ、帰れない・・・・・)



そう!

私のもらった交通費じゃ帰りの運賃が足りないのだ。

どうすればいい?

もう心臓がドキドキして、
冷静になって考えられなかった。

バスの停留所からしばらく歩くと
校門が見えてくる。

私は、帰りのバス代が無いのに、
帰るバスに乗り込む事なんて出来ない・・・。

どうしよう。
どうしよう。
どうしよ~~~~~うぅぅぅぅぅ。。。

歩きながら考えた。
頭がパンクしそうなくらい考えた。

そして、泣きたかった。

脱緘黙を目指して受検する事にした
高校の願書を出す時点で、こんな思いをするなんて・・・。

私はその時、ほんの短い時間だったけど、
いろいろ考えたんだ。

そして出した答えは・・・・・・


続く。

テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

受検

Category : 中学校

中学校に通いながら毎日思っていたこと・・・

それは、「早く高校生になりたい」だ。

早く高校生になって、
私の事など誰も知らない場所へ行って、
友達と笑って学校生活を送りたい。

そう思っていた。
そうなるように願っていた。

そして、受検する高校を選ぶ時期になった。

私は、私立2校と公立1校を選んだ。

私立2校のうち1校は自宅からとても近い高校。
もう一校は少し離れているけど、女子高。

どちらも滑り止めとして受けておく事にした。

本心ではどちらも絶対に行きたくない高校だ。

だって、2校とも同じ中学からたくさんの生徒が
受検するんだから。

当時は誰しも滑り止めでとりあえずは受けておく、
2校ともそんな高校だった。

私の事を知っている人が多い高校へは行きたくない。

残りの公立1校は、自宅からかなり離れていた。

街から離れた田舎にぽつんと建っている学校だ。

通うのもバスで1時間はかかる。

それでも、私はどうしてもその学校へ行きたかった。

一つの賭けだった。

どうぞ、同じ中学から受検する生徒が居ませんように・・・。

私の心の奥では、まさか、こんな学校、誰も受けないよね。。。

って思ってたんだ。

でも・・・・・・・・


続く。

テーマ: 緘黙児
ジャンル: 育児

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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。

プロフィール

野ウサギ。

Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。





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