元緘黙児(場面緘黙症)の思い出日記。緘黙児(かんもくじ)とは学校などで喋れない子の事です。






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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙の輪
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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。



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Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。







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キャンプの思い出
小学5年生の頃、野外活動(キャンプ)があった。


あまりはっきりした記憶ではない。
これは2泊3日だったのに、記憶が途切れ途切れだ。


随分前からかなり憂鬱だった。


学校では、キャンプファイヤーで唄う歌を事前に練習していて、
学年全体がキャンプで盛り上がっていた。


家では、キャンプ用のリュックを用意し、
入れたくもない荷物を入れ、何枚もあるキャンプの説明書片手に
忘れ物チェックをし、イヤでも行かざるを得ない状況。


今思い出しても、「よく行ったよなあ」と昔の自分に感心するわ(笑)。


だって、丸3日しゃべれないんだよ。
しゃべりたくてもしゃべれない。笑いたくても笑えない。すごい苦痛。


1日目だか2日目だか3日目だかなんて覚えてない。
やった事で覚えている事は、飯ごう炊飯(カレー作り)、キャンプファイヤー


・・・・・・・くらいかな。


とにかくね、3日も学校の皆と寝泊りして、一緒に行動して、
友情も深まるなんて行事はいくらやさしくしてくれる友達がいても、
かなりきつかったと思う。


就寝の時間が来るたびにホッとして、あと1日、明日には帰れるって思ってた。


とても家が恋しかった。


キャンプファイヤーの時にこっそり1人で泣いてた。
暗いから誰も気がつかなかったけどね。


なんでこんな所に居なければいけないの、早く帰りたいって。


キャンプとか修学旅行は、緘黙児にとっては拷問かも・・・。
少なくとも当時の私にとっては逃げたくても逃げられない空間に
閉じ込められたような感覚すらあったと思う。


クラスメイトにとって楽しみな行事というのは、
緘黙児の私にしてみると大変厄介で、できれば避けて通りたいという気持ちだった。


遠足、運動会、学芸会、授業参観日などもそう。


やっぱりいつも孤独だった。


テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児


音楽のテスト
コメントにも少し書いたことがあるけど、
私はリコーダーが好きだった。得意だった。


音楽の授業は、もちろん歌よりリコーダーの方が気が楽だった。


楽器は声を出さなくていいからね。
自分の代わりに音を出してくれる楽器は大好き。


リコーダーのテストの時は、
1人ずつ出て行って皆の前に立たされて
先生の伴奏と共に演奏する。


リコーダーは得意だったからいいけど、
なぜ皆の前に出て吹かなければいけないのか。


緘黙児にとって、注目されることは一番苦手な事。
恥ずかしくて、怖くて。リコーダーを持つ手が震える。


毎回、何とかこなしていたって感じ。


一方、歌のテストの時だって皆の前に立たされて歌わされる。


歌のテストの時は最悪だ。


だって、皆私の声を聞きたくて、聞いてみたくて仕方ないから、
他の子の時より教室中がシ〜ンとしてるんだもん。


全クラスメイトの視線を浴びた私は
それでも何とか歌を歌っていた。


緘黙児にとって屈辱的だ。


今そういう子がいたらかわいそうだなぁ。。。


でも、今、学校ではこういう方法でテストをしたり
するのだろうか・・・。


高校の時を思い出すと、
1人ずつ廊下に出て、音楽の先生と2人だけの
空間でテストをしてくれていた覚えがある。


緘黙とまではいかなくても、少し気の弱い子は
注目されることで、思うように力を発揮できないのでは
ないかと思うけど・・・。


人前で何かをする事にすごく抵抗があった。


それは今でも引きずってる部分の一つだわ。。。



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