|
|
| 嬉しい記憶 |
1年生の出来事で、 大きな記憶として残っている事がある・・・。
何の用事だったかよく覚えていない。
確か、先生と一緒に検診?かな、 どこか連れて行かれて。
帰ってきた頃には、もう皆下校していた。
ランドセルを教室に置きっぱなしだった私。
用事が済んだから慌てて教室に向かった。
ところが、教室の鍵が閉まっている!
開かない・・・開かない・・・。
窓も開かない・・・。
どうしよう・・・。
静かな廊下で私は途方に暮れていた。
本当に一人ぼっちで、どうすればいいのか分からなかった。
すると、廊下を同じ一年生の男の子が歩いてくる。
私、泣いてたんだよね、たぶん。
その子、心配して声を掛けてくれた。
どんな言葉を交わしたかは分からないけど、 教室の鍵をもらいに行ってくれたのだ。
「ここで待っててよ」と言ってくれた。
そして開いた教室の扉。
その後は覚えてない。
その子にお礼を言ったのかどうかも知らない。
教室の鍵をどうしたんだろう。
私が職員室に持って行ったのかなあ。。。
とにかく、誰かが助けてくれたこと、 すごく嬉しくて覚えている。
テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児
|
| 入学式 |
これまたはっきりしない記憶の中。
小学校の入学式。
あまり知っている子がいない。
母親に連れられ始めて踏み込む小学校。
真新しいランドセルを背負い、 皆ニコニコと笑顔で楽しそう。
私はすごく冷めた感情で 周りの同級生達を見ていたような覚えがある。
何がそんなに楽しいのか。。。 何がそんなに嬉しいのか。。。
私は、小学校も保育園生活の延長で、 我慢我慢の生活が始まるのかと思い、 うんざりしていたのだと思う。
嫌な子だね(笑)。
素直に喜んで無邪気にはしゃげばいいのにさ。
それが出来ない・・・というか そんな事したいとも思わなかったなあ。
不思議な子だよ全く。
家ではすっごいおしゃべりなのに 集団の中に入ると何もしゃべらない。 皆と同じような行動ができない、 と言うかその時はしたくなかった。
皆と同じ事をしたくない、 という気持ちが強かった。
入学式は正門を入った下駄箱の辺り までの記憶しかない。
その後、入学式がどんなだったか、 初めての教室はどんなだったか、 などは一切覚えていない。
ただ、クラスだけは覚えている。
1年2組。
先生の名前と顔も何となく覚えている。
嬉しいはずの一年生なのに、 私の小学校生活は全く感情を表す事無く始まったのだ。
テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児
|
| 保育園の発表会 |
私が通っていたのは保育園。
両親共働きだったから、 いつも忙しい姿を見ては「1人でいなきゃ」と思ってた。
いつも何かを我慢していた。
保育園に通っていた間にやった発表会というのは 一つしか覚えていない。
どうして一つしか覚えていないのだろう。
でも、たぶん保育園生活最後の発表会だったと思う。
その時、私はねずみ役だった。
セリフはない。
劇で使うねずみのお面を母親が作ってくれた。
すごくカワイイお面で気に入って被っていた覚えがある。
私はその時、人前に出て何をやったのかも良く覚えていない。
でもお面が気に入って大事にしていた覚えだけはある。
当時はまだ、自分がどんな子に見られているのか 考えたりはしてなかった。
こうして書いてみると、保育園時代の記憶はさっぱりない。
楽しい思い出などもない。
遠足とかお散歩とかにも行っただろうが 全く覚えていない。
お昼寝もしたと思うが、気持ちよく寝た覚えもない。
きっと朝から、早く家に帰りたいと思って 過ごしていたんだろう。
母親のこぐ自転車の後ろに座り 温かい背中にくっついて帰る時だけを 待っていたような気がする。。。
テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児
|
| 保育園の記憶 |
私が覚えている保育園生活というのは 断片的で数少ない。
パズルのピースに例えると、 手元には2、3ピースしかなくて、 探そうにもどこを探していいのか分からないって感じ。
しかも手元に残っているピースは どこへ置けばよいのかも分からない。
今、30代なんだけど、 今のうちに形に残しておかないと うっすらとした記憶は本当に消えてなくなりそうだ。
何とか思い出してみる。。。
それ程広くはない園庭。
その東側には物置があり、 その日陰に砂場遊びで使うプリン型に 泥を入れたものを置いておく。
数日経つとそれが固まってポコッと返すと プリンのようになっている・・・。
なんて遊びをしていた。
それが1人ぽっちでやっていたのか、 もしかしたら誰かの後ろについて真似していたのか、 または先生に促されてやっていたのか、 さっぱり覚えていない。
保育園時代の仲良しさんってのは居なかった。 自分の記憶の中では・・・。
唯一、覚えているのは保母さんの顔。
あ、名前も。確か、自分と同じ名字だったんだ。
保育園の頃だから、自分が皆と話せないと 意識する事は無かったと思う。
意識し始めるのはやはり小学校に入ってからだった。
テーマ:緘黙児 - ジャンル:育児
|
|