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緘黙を過ごした場所

2009.05.14.21:41

タイトルに書きました。
ずっと行きたいと思ってたところへ行ってきました。

昔過ごした町。
小学校の周りを一周してきました。

学校の近くまで車で行き、歩きました。

緘黙だった頃、
毎日歩いた道をゆっくり歩き、
小学校が見えてきたら、
私の事を少しいじめてきた女の子の家がある。

横目で通り過ぎ、正門へ。
正門から見えた昇降口。

何年生のころだったか、
掲示係で下駄箱の上の掲示板に何かを貼ったのを覚えている。

少し歩くと渡り廊下が見えてきた。
何度何日、渡り廊下から校庭を見下ろしたんだろう。

3階建ての校舎を見上げて、
4年生のころを思い出す。

角を曲がると細い道を挟んで公園がある。

その公園にも寄ってみた。

卒業の写真をその公園の丘で撮った。
足元には雑草に混じってシロツメクサが咲いていた。

丘に登ったら校庭が見渡せた。
体育の授業をやっていた。

指令台や体育館への入口、
笑いをこらえた中庭も少しのぞけた。

足の骨にひびが入って体育ができなかった時に見学していた場所も見えた。
当日はあの日の私のように見学している子が一人いた。

校庭の遊具もあの日のまま。
大好きだった上り棒も健在だった。
今でもたくさんの生徒の体を受け止めているんだろう。

次に見えてきたのはプール。
大嫌いだったプール。
夏休みのプールは嫌で嫌で仕方なかったけど頑張って通った。

今年の活躍を待つプールはキラキラしていた。

プール



最後は裏門。
そこから見える校舎の裏に卒業時にタイムカプセルを埋めた。

成人式の時に掘り起こされたんだろうと思う。
私は別の式に出席したから分からないまま。

何か入れたと思うタイムカプセルの
私の思い出はどこへ行ったんだろう。

今となっては分からない。
すべては思い出でしかない。

小さなカメラを持って行った。

写真を数枚写した。

どうしてそんなことするのか自分でも分からない。

苦しい毎日。
通った道も今歩くとなんてことない道なのに、
あの時の私にとっては険しい道だった。

あの時空地だった場所には新しい家がぞくぞくと建っていて、
もうあの日の私を知る者は何もないように思えた。

その後、昔住んでいた家の前を通り、
通っていたそろばん塾がまだ現役で頑張っているのを見た。

中学の前も通ってみた。
少し離れた公園や図書館への道も通ってみた。

なぜだか冷静な気持ちだった。
でも悲しかった。

あの時はもうなくて、
あの時の自分はもういなくて、
苦しくても頑張っていた自分に会いたかった。

今はちゃんと暮せているから安心して、って言いたかった。
どうしても、やっぱり忘れられない。

あの時の自分が…

theme : 緘黙児
genre : 育児

投票

2009.04.19.21:56

またまたお久しぶりの更新となりました。
久しぶりついでに新しい投票を作ってみました。

ぜひ緘黙だった方、現在も緘黙の方、
投票いただきたいと思っております。

私自身、よく感じることなのですが、
緘黙は治ったと思っていても、
日常生活の中でふと緘黙だったと
思い出すような瞬間があります。

それはほんの一瞬の時もあれば、
どうも苦手な状況に陥り、
なぜか言葉少なく、笑顔も少なくなってしまう時もあります。

しかしそれは、昔のようにまったくの無言、無表情とまではならず、
ただ少し話し辛い、笑顔が作りにくい、という軽いものです。

あくまでも私の場合です。

そんな時にふと「緘黙だったからなあ…」と思ったりするのです。

自分の性格というよりも緘黙だったからと思うことで、
私は救われる時が多いです。

なにしろ「緘黙」という言葉を知らない時代は、
すべて自分の性格のせいにしていましたから。

「緘黙症」のお陰で少し楽になれるのです。







theme : 緘黙児
genre : 育児

休日

2009.02.23.08:35

今日は久しぶりに何の予定もない休日です。

パートで働いているのですが、
休みといっても何かしら予定が入ってて、
丸一日何もすることがない!って日が珍しいのです。

一日何もせずに過ごすのもいいのですが、
そうすると夜になって、今日は何もしなかったなあ…と
自分が嫌になったりするのです。

だからと言って、
これをやろう!!ってやりたいこともないのですが(笑)

せいぜい掃除して、
撮りためてある映画やドラマを観る位でしょうか。

まあそんな時間を過ごすのも、
何もしないよりはいいか…と思ったりします。

何を書いてるのか分からなくなってきましたが。

月曜日。
もう2月も最終週です。早いです。

子供たちは浮かない顔をして月曜日の朝を迎えました。
私も仕事が休みだけど、月曜日はやっぱり気分が沈みがちです。

なんでしょうか、こういう気持ちというのは、
緘黙とは関係なく誰にでもあるんでしょうけど、
どうしても私はそれを緘黙だったから弱いんだな…と思ってしまう傾向にあります。

あれだけ辛抱してきた生活を忘れてしまっています。
毎日の生活に緘黙の頃の辛抱強さを忘れています。

どれだけ我慢していたことか。

学校へ行くだけでもつらくて、
放課を過ごすこともつらくて、
しゃべれない自分に腹が立ち、
笑えない自分が大嫌いだった。

親や友達に、どうして?と聞かれても
自分でも分からないその現象に何も答えられなかった。

当時は(特に小学生のころ)私なんて一生しゃべれないまま生きて行くんだ、
って思っていました。しゃべれなくても生きていけるって証明してやる!
とか思ってしまう日もありました(笑)。

自分がしてた緘黙を自分で受け入れていました。
誰も理解してくれなかったから。

1人でいいんだ。。。って思ってました。

今思うと、本当に強い子だったな。
その強さを今は忘れてます。

弱いです。何でもすぐに諦めるし。逃げてます。
誰からも逃げる必要ないのに…

もう一度あの頃の自分を思い出して、
元気をもらおうと思います。

一番勇気をもらえるのは過去の私なんですね。


theme : 緘黙児
genre : 育児

2009年

2009.01.11.21:35

もうすでに2009年も10日を過ぎてしまいました。
今年初めての緘黙日記を今日やっと書いています。

学校の新学期も始まりました。

子供たちの登下校の声が聞こえると、
緘黙だった昔を思い出したりします。

給食のない土曜日は少し嬉しかったり、
しゃべれなくてもなんとなく学校へ行くのが楽しみな日があったり、
どうしても行きたくない日があっても親には何も言わずに学校へ行ったり。

毎日の学校生活は、
精神的にとても辛いものでした。

毎日自分の気持ちを隠して、
頑張って学校へ通っている緘黙児たちを
このブログから応援しています。

今年も緘黙について皆さんとともに考えて行くブログにしたいと思っています。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

theme : 緘黙児
genre : 育児

お正月

2008.12.22.20:35

冬休みに突入ですね。

緘黙児にとって長期の休みはとても嬉しいものでした。
何しろ学校へ行かなくてもいいのですから、
毎日がパラダイスといった感じでしょうか。

しかし、お正月に親戚一同が集まる場所は苦手でした。
私はそこでも緘黙になってしまっていました。

おばあちゃんや従兄妹たちの前では
おしゃべりも笑うこともできない状態で、
みんなと食事をしたりしていました。

親戚のおじさんに話しかけられても
ひきつったような笑顔とも言えない表情をしていたと思います。

従兄妹たちに誘われて外に遊びに行くも、
学校の時のように固まってしまっていました。

とある年。

私はなぜかとてもよくしゃべれるし笑える時がありました。

今まであまり遊べなかったのに、
その日に限ってとても楽しく従兄妹たちと遊べた覚えがあります。

シーツをかぶって幽霊ごっこをしたり、
近くの本屋さんへ行って本を買ったり、
とにかく初めて楽しかったと思えた日がありました。

あの日は一体なんだったんでしょうか。

その後、再び会っても、
同じように遊べなかったのです。

遠く離れているし、年に数回会うか会わないかの相手。
そんなに気にすることもないのに、
やっぱり気にしていたんでしょうね。。。

theme : 緘黙児
genre : 育児

一週間

2008.12.05.21:24

久しぶりの更新にかかわらず、
コメントいただきましてありがとうございます。

本当に本当にうれしいです。
はじめましての方もありがとうございます!


もう気が付いたら金曜日の夜です。
つい昨日、月曜日が始まったと思ったら。

その繰り返しで日々は過ぎて行きます。
朝起きては一日の始まりに憂鬱になってそれでも家を出る。

外の空気を吸ったら多少は気分も澄んできて
少し頑張れるかな、と思う。

今日は朝から雨が降ってて。
雨の湿った匂いに、昔、歩いた学校への道を思い出したりしてました。

あの昔。
あの道を歩いていた自分は確かに存在していた。
小さな日々が重なって、私は今ここにいるんだな。

苦しいことや辛いことの方が多いけど、
その分、ホッと出来る時間に幸せを感じたりしてます。



知らない町を旅してみたい
どこか遠くへ 行きたい♪
(「遠くへ行きたい」より)

遠くへ行きたいという気持ちが、
緘黙だった小学生の頃から今でもあって、
自分をリセットするように、すべてゼロから始めてみたい。

新しい部屋、知らない町で生活してみたい。

一度でいいから、生きているうちに、
マンスリーマンションでも借りて、
本当に何も知らない町に住んでみたい。

自分を全く知らない町で遊ばせてあげたい。
そんなこと思ったりしています。



少し昔話でもと思ってるのですが。
もうある記憶はほとんど書きつくしてしまったと思うのですが、
薄くなっていく記憶の中、少しでも覚えていることを
書き留めていきたいとおもってます。



小学校の頃、委員会がありました。

委員会決めは黒板に書き出された委員名のところに、
名前を書きこむ方式で決めていました。

なので誰が何を希望してるのか一目瞭然なのです。

私は図書委員が好きだったので何度も希望してました。

しかし、実は私は放送委員になってみたかったのです。
放送委員なんて緘黙児ができるわけないですよね。

私の場合、授業中の発表はできたんです。

どうしてもしゃべらなければならないときにはしゃべれたのですから、
放送委員という役になれば、何が何でもしゃべらなければいけないので、
たぶん私はマイクに向かってしゃべってたと思います。

私の心の中では、私はしゃべれるんだ!と
みんなに主張したかったのだと思います。

しかし、黒板に名前を書く時点で私は躊躇してしまいました。
野ウサギ。が放送委員なんて!と思われたくなかったんです。

それにたぶん先生にだって何か言われるんじゃないかと思って
諦めていました。

あの時、思い切って名前を書いていれば、
何かが変わっていたのでしょうか。。。

今ではもうどうすることもできないことですが…。

theme : 緘黙児
genre : 育児

気分一新

2008.12.03.19:55

昨日書いた記事に引き続きまして
今日も書きます(笑)。

久しぶりにテンプレートを変えてみました。

ウサギさんたちのかわいいテンプレがあったんで、
使ってみました。

どうかな。可愛いですよね。

今日も週の真ん中水曜日が終わっていきます。
一日が過ぎるのが早いです。

相変わらず朝が大嫌いな私だけど、
夜はとても好き。

だんだん世間が静かになっていくのが好きです。

夕食食べて、お風呂入って、
音楽聴いたりパソコンやったり、
映画見たりしている時間が大好きです。

明日も同じ日が来るんだって思うと
辛い時もあるけど、
嬉しい日もあるから。

なんとか明日もやっていけるような気がする。



小学校の頃、
交換日記をやってました。

(これは過去にも書いたと思います、内容重複するかもしれないけど…)

しゃべれない私と数年に渡り交換日記をやってくれるお友達がいました。
私はその日記の中ではおしゃべりでした。
実際に会話できない分、その日記で言いたいことを書いていました。
思い出すと、好きな人のこととかも書いていたような気がします。

だからその子とはお互いに秘密を知りあっていたんですよね。

しゃべれないけど、文字なら伝えられる。
恥ずかしいという気持ちも不思議となかった。
自分の事を知ってもらいたいって思う気持ちが強かったんでしょうね。

その子もそんな私に応えてくれたような覚えがあります。
自分の秘密とかも教えてくれたりして。

社会人になってから、一度だけその子と食事をしました。
連絡があった時、最初は戸惑いました。
でも私はその子と会うことにしました。

心の隅では、もう自分は昔とは違う、
ちゃんと喋れるんだ、って思ってたからです。

でも実際にその子の前ではすごく大人しい人になってしまって、
表情もこわばりがちでした。

思い切り話すことはできなかったけど、
一度だけでも思い切って会ってよかったかなって思います。

その後、なんとなくその子とは会うこともなくなり、
今はもう何の音沙汰もないです。

会いたいとも思えません。
やはり自分の緘黙時代を知っている人とは会いたくないんですよね。。。


と、今日は少し昔の事を思い出してみました。

theme : 緘黙児
genre : 育児

お久しぶりです☆

2008.12.02.21:04

数か月振りの更新となってしまいましたが、
皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。

私は前回の日記で働いてますと書いて以来、
なんとか頑張って仕事しています。

元緘黙。

その言葉を最近よく感じます。

やっぱり、人づきあいは苦手です。

この日記を遡ると書いてあるのですが、
結婚する前、私は自分が緘黙であったことを忘れていた時期がありました。

私にとって仕事は自分に自信を持てるとても大切なものだったんです。

そして今年、数年ぶりに仕事を始めて、
やっぱり私って人が苦手だなって…笑。

でも小学中学の頃、
毎日辛い思いして学校に通っていたことを思うと、
今は仕事が苦痛でも、笑えるし話せる。

それを考えたらまだ辛くないな…と思うようにしました。

学校は本当に大変な場所でした。

まだ6歳や7歳の子が、
毎朝、どれだけ憂鬱だったことか。。。

ただ学校へ行くのが嫌なだけじゃなく、
そこで笑えない話せないのが苦痛で、
しかも自分でもどうして皆と同じことができないのか分からないのです。

最近、緘黙時代を思い出してしまうのです。

仕事ってやっぱり大変です。。。
毎日行くのが嫌だって思います。

それでも一日の終わりに、
今日はいい仕事できたかな?と
疑問符はつくけど、少しそう思える日もあったりして、
それも少し進歩してるのかな、って思います。

また明日も何とか頑張ってみようと思います。

一か月先の事を考えたら何も自信がないです。
とりあえず、目の前の一日を懸命に過ごすしかなさそうです。

そういえば、緘黙児の学校も、
とりあえず、今日一日学校へ行ってまた家に帰ってこよう、と
思っていたような気がします。

気が遠くなりそうな9年間、
そういう思いで過ごしたような気がしています。

今、緘黙で辛い学校生活を送っている方、
とりあえず一日。一日がたくさん重なれば何とかなります。

そう思って行きましょう。





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働いてます

2008.09.21.09:07

皆さん、お久しぶりです!
この日記も久しぶりすぎる更新ですが、
皆さん、お元気ですか?

私はかなり元気です。
今年の夏はちょっといろいろありました。
生活環境がゴロっと変わったくらいです。

今は、晴れ晴れとした気持ちです。

緘黙についての日記をなかなか更新できないので、
すみません。。。

もっと緘黙について語りたいと思っているのですが。
またそのうち書いていきたいと思ってます。



more...

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詩を移動させるつもりです。

2008.06.16.20:58

久しぶりの更新です。


ここに載せている詩を詩だけのブログに移動させることにしました。
少しづつ移動させていくつもりです。


こちらでいつもお世話になっている方やご訪問くださっている方、
よろしければまた↓にも足を運んでみてください。


新しい詩もどんどん載せていこうと思っています。


ポエムエポ

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元緘黙児が 緘黙児の頃の気持ちを綴ります。 なかなか理解してもらえない 緘黙児の気持ちを 少しでも理解していただけたら 嬉しいのです。



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緘黙児とは?

緘黙児とは、ある特定の場所で話す事が できない子供の事です。 会話能力があるのに学校などで しゃべらない。
場面緘黙症とか選択緘黙症とも言う。
原因は、内気や臆病などの性格的なものに、 唖然とするような恐怖や怯え、 劣等感などの衝撃が加わった時に 発症すると言われている。

プロフィール

Author:野ウサギ。
保育園・小・中学校と緘黙児でした。高校で克服するまでの思い出日記♪現在は主婦であり母でもあります。





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足跡だけでも嬉しいのです♪

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場面緘黙症に役立つブログ
場面緘黙症について詳しい記載のあるオススメのブログです。

ほんとうは暖かい光が好き〜 
緘黙との闘い
(弥生桜さん)

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